今年9月、世界最大級の工作機械見本市「EMO2025」がドイツ・ハノーバーで開催されました。
私自身、入社3年目で初めての海外出張ということで、この展示会に参加することができました。
視察には、社長、設計課主任、そして開発チームの私の3名で参加しました。
世界中の工作機械メーカーや関連企業が一堂に会し、最新の技術や製品を展示する国際的なイベントで、これまで他社の設備や海外メーカーの動向に直接触れる機会がほとんどなかった私にとっては、非常に新鮮で刺激的な経験となりました。
実際に海外メーカーの製品やブースを見て感じたこととは?
会場に足を踏み入れた瞬間、その規模の大きさと熱気に圧倒されました。
各社のブースは個性にあふれ、製品だけでなく、見せ方やコンセプトにも強いこだわりを感じました。
特に印象的だったのは、欧州メーカーの自動化やデジタル化への取り組みです。
ブース内では、実際に機械が稼働しているブースもあり、臨場感のある展示が印象的でした。
また、さまざまなソフトウェアや管理システムのデモも行われており、普段目にしないような技術を前に、「こうした技術が実際に使われているのか」と、より現実味を持って受け止めることができました。
当社のような周辺機器メーカーにとっても、製造現場全体の動向や海外の発想に触れることは、自社の立ち位置や方向性を考えるうえで非常に重要だと実感しました。
また、ブースでの対応も非常にフレンドリーで、質問にも丁寧に答えていただきました。
英語でのやり取りはまだまだ慣れていませんが、自分なりに言葉を工夫しながら、何とか直接コミュニケーションを取ることができました👍
現地の方から製品の特徴や開発の狙いを聞くことで、カタログや資料だけではわからないことを実感でき、とてもいい経験になりました。
当社の製品もイタリア代理店のブースに展示されていました。
実際に現地でその様子を見ることができ、とても誇らしく感じました。
(ブースの写真も撮ってきましたので、ぜひご覧ください!)
ちなみに、これはTOUCHDEXという当社の商品です。電気を使わないシンプルな仕組みで作られているため、配線や電源の準備がいりません。「もっと簡単に、もっと正確に、しかも丈夫な道具を作りたい」という想いから生まれたTOUCHDEXは、必要な機能だけを備えた、使いやすい機械です。
③ 視察の合間に立ち寄った、ハノーバー新市庁舎がすごかった
視察の合間に、少しだけハノーバー市内を歩く時間がありました。
その際に立ち寄ったのが、ハノーバー新市庁舎(Neues Rathaus)です。
建物全体がまるでお城みたいで、思わず「おおっ…」と声が出るほどの存在感。
内装も石造りの内装やデザインが細かく作り込まれていて、ヨーロッパっぽさ全開でした。
どこを切り取っても絵になるような美しい建築で、仕事の合間にも関わらず、しばらく見入ってしまうほど。
日本ではなかなか出会えない様式の建物を間近で見ることができ、ヨーロッパの文化や歴史を肌で感じる貴重な時間になりました☺
視察を通じて得られた気づきと今後に活かしたいこと
今回のEMO視察は、これまで自分が知らなかった世界に触れる、とても貴重な機会になりました。
特に、海外のメーカーがどのように技術を見せて伝えているのかを実際に見て、体感できたことで、自分の中の視野がぐっと広がった気がします!
会場では、ロボットがワークや治具を自動で交換する展示が多く見られ、その手際の良さやシステム全体の完成度に驚かされました。
「自動化やソフトウェアの活用がここまで進んでいるんだ…!」と、目の前で動いている様子を見ることで、改めて実感することができました。
最終日には社長や設計課主任と一緒にブースを回る機会もあり、自分では気づけない視点や考え方に触れることができて、とても刺激になりました。
基本的にひとりで自由に回っていたのですが、自分でルートを決めて動いたことで、より主体的に展示を見て回ることができたと感じています。
この経験を通して、これからはもっと広い視野で製造業や技術の流れを捉えていけるようになりたいと思いましたし、日々の業務にも少しずつ活かしていけたらと思っています。