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社長インタビュー
教えるのではなく
互いに教えあう
環境を目指す
代表取締役
川田 昌宏
工作機械業界で「大型旋盤チャック専業メーカー」として広く知られるカワタテック。社会を支えるインフラなど大型の製品製造に欠かせない同社の製品づくりや会社経営で大切にしていることや仕事の魅力について、代表取締役の川田社長にお話をお伺いしました。

カワタテックとは、どんな会社ですか?

当社は、金属部品を加工する旋盤やマシニングセンターといった工作機械に組み込んで用いる部品や装置をつくっているメーカーです。主に、加工する物を固定するチャック、向きを変えるインデックス、加工物を交換するパレットチェンジャという製品をつくっています。
当社の顧客は工作機械メーカーになります。また実際に私たちの製品を利用されているのは、製品をつくっているメーカーになります。具体的に、当社の製品は発電機や航空機、重機、半導体製造装置などの社会を支える大型製品の部品をつくる際に用いられています。

カワタテックは、どのようなことを大事にしていますか?

当社の主力製品は大型旋盤用チャックです。この分野において、私たちは専門家として、大型の加工物を「掴む」ことに関してあらゆるご要望にお応えできるよう心がけています。たとえば、ひと口に「大型の加工物」と言っても、円筒形状や円盤形状、薄いものや重いものなど、様々なタイプがあります。お客様の多様なニーズに対して、つねに対応できる技術と製品を用意し、目的に適ったものを提供できる会社でありたいと考えています。

また当社は創業から90年以上の長い歴史の中で数多くの特注品を製作してきました。この中には、お客さんの製品づくりの基幹となっているものもあると思っています。何年か後に壊れてしまった時に、責任を持って、持続的に提供できることを意識しています。たとえば、30年前に苦労してつくって納入した商品について、お客様から「交換したい」という話を頂くこともあります。しかし、30年前と現在では、技術も、設備も、人も大きく変化しています。それでも、「できない」とお断りするのではなく、お客様からの要望にお応えできる会社でありたいと考えています。

経営において大事にされている考え方は何ですか?

ここまで話してきたように、当社には大きな社会的責任があります。経営においては安定的な事業活動を行い、従業員が安心して生活できるようにすることを重視しつつ、無理な挑戦は避け、身の丈に合った経営を心がけています。

カワタテックでは、今どんなことに課題があり、どんな取り組みを行っており、これから、どのような会社にしていきたいとお考えですか?

同じチャックという製品をつくるという範囲の中でも、お客さんのニーズに応えていくということをベースに、当社も時代に合わせて変化していかなければならないと感じています。
たとえば、日本国内では人口減少が進み、働き方も大きく変わっています。こうした変化に対応するために、当社では新しい技術を活用して、キャッチアップする、あるいは時代の一歩先を行くようなことに取り組んでいきたいと考えています。世の中にはIoTやAIなど活用できる技術がどんどん増えています。当社では、このような技術を積極的に取り入れて、自社の能力や技術を高めていきたいと考えています。

また、日本の工作機械はもともと海外輸出比率が高い業界ですが、工作機械メーカーもそれを用いるエンドユーザーも、さらに世界各地に広がっていっています。そうした中で、当社ではお客様だけでなく、多様な人々と一緒に働き、よりグローバルな考え方を持って、仕事ができるように変わっていきたいと考えています。このようなところから、日本人だけでなく、海外出身者についても積極的に採用して、仕事をして貰いたいと考えるようになりました。

中小の工作機器メーカーで、
働くことのよさや面白さとは何ですか?

中小メーカーである当社のよさは、自分の専門領域に留まらず、様々なことを見て、考えて、学ぶことができる点にあると考えています。
小さなメーカーだからこそ、製品の設計から出荷までの一連の流れを見て、肌で感じることができます。つまり、全体の中で自分の仕事の位置づけを理解して、仕事を行うことができます。また、直接お客様から修理を依頼されることもあり、自分たちがつくっている商品が実際にお客様のところで役立っていると実感できる機会も多いと考えます。
さらに、この中で、気がついたことや改善のためのアイデアを提案して、自分たちの製品や仕事が改善されて、会社の成長を感じられる点にも、やりがいがあると考えます。

日本のものづくり企業で働くことで得られるものとは?

これまでインターンシップに来られた方からは、「日本でのものづくりをリアルに体験できたことが最大の収穫であった」と言っていただいています。なぜ日本のものづくりが上手くいっているのか? 自国のものづくりとはどんな点が違うのか? カワタテックで働くことで漠然としていたものがはっきり見えるようになったという感想を頂いています。

学生の方にはどんなことを求め、どんな職場づくりを目指していますか?

学生の方には、「経験よりも新たな視点」を求めています。これまでは入社してから長期間、先輩について仕事を覚えるという教育方針を採ってきました。しかし、ここ数年間は新しいプロジェクトに参加して貰い、実務の中で試行錯誤することで仕事を学び、成長できる環境を整えていっています。プロジェクトの中で皆さんの能力を思う存分発揮して貰い、「教えるのではなく、互いに教えあう職場」にしていきたいと考えています。

カワタテックが人材採用で大事にしていることは何ですか?

当社では、ご縁があった方には、できるだけ長く働いてほしいと考えています。だから、どうしても働きたいという人を採用したいと考えています。過去には、沢山の人を集めて、選考審査していた時期がありました。しかし、現在は長期インターンシップを通して、ある一定の期間、一緒に仕事をして、仕事について知るだけでなく、ここで働きたいと思えるような関係をつくっていくことを大事にしたいと考えています。

インターンシップで大切にしていることはありますか?

短期間ですが、当社のことをできるだけ多くお伝えたいと考え、実施しています。参加された方とは、私を含め関わる従業員全員が、よくコミュニケーションを取って、お互いのことを本当に理解できるように努めています。

カワタテックの選考プロセスで大事にしていることはありますか?

嘘いつわりなく、本当に一緒に仕事ができそうか、どうかということを見ています。能力とともに、社風に合うか合わないかなど、長く一緒に働いていけるかどうかで採用を決めています。

カワタテックへの応募を考えている方にひと言お願いします。

ぜひ、機会があれば、応募いただいて、当社について理解し、新しいプロジェクトや仕事に取り組んでいただきたいと思っています。皆さんのご応募をお待ちしております。

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応募要項

現在、募集要項はありません。

KAWATATEC Corp.
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